このサイトについて

当サイトは2016年8月に開設した、web制作会社が運営するオウンドメディアです。
企業の広告やPRの表現を請け負う仕事をして30余年。業務を通じて世の裏の裏がよくわかり、表現力も付き、知恵もついてきたこの経験を活かして情報発信を始めました。

「ジャパン クオリティ」とはいったい何か

かつては、仕事のこまやかさ、ムラのない完成度、期待に応える意欲、専門家としての責任感というものが、この国の社会に生きる人々の中に確実に存在していました。それらは業界不問であり、若かった私たちは尊敬をもってそこを目指して生きてきた時間があります。これぞジャパンクオリティ、日本品質と呼べる素晴らしい習慣です。しかし近年は、どうやらそれは絶滅危惧種になりつつあり、忸怩たる思いです。それでも、自分の手が届く身の回りだけは頑張ろう、人のためになることを続けよう、そう考えているまともな人がまだいっぱいいます。そしてみんな黙って「時代が変わってしまったから仕方ない」と我慢しています。

どこの当事者でもないからこそ

世の中が当たり前に感じている「こうあるべき」という枠組みには、当事者には無自覚な取りこぼしがたくさんあるので、そこにスポットを当てようと思いました。しかし広告屋として身に着いた「忖度」という垢はなかなか取れませんでした。私たちは企業からお金をもらって制作し、企業が要らないと思ったら関係が終わる、都度契約の関係をひたすら長年繰り返してきた、ただの事情通なイチ消費者です。その立ち位置を守り「社会の中では見えにくいところにあるけれども人々が知っていた方がいいと思う情報」にこだわっています。

コンセプト、とか、カテゴライズ、とかの“くくり”は二の次かな

当サイトは、報道的ニュースサイトではなく、マーケティング用の情報収集サイトでもありません。さりとてキュレーションサイトとも違うし、どの記事にも広告スポンサーは付いておりません。まったくもって、誰の得になっているかもわかりません。しかし、日本に暮らす人々が健やかに朗らかにちょっとハッピーになるのではないか、そう判断した情報を、うそや装飾などの混じり気のない状態で、熱量をもってお伝えできるサイトとして続けていこうと考えています。

Japan Quality 制作スタッフ紹介

サイト主宰・運営全般

企画・構成・撮影・執筆 飯島愉子

profile

北海道札幌市出身。広告営業・プランニング職を経てweb製作ディレクターへ。株式会社アイデアパンチ代表。
牛乳・乳製品の普及啓蒙のため、2005年から明治乳業の料理レシピサイトを運営。乳製品を使う日常場面の探求から関与し続け11年、食育活動に使用する出前授業のツールやレシピも合わせて800品近い料理レシピと乳製品の使いみち紹介記事を企画・作成。アイデア出しから、システム設計、撮影スタイリングまでマルチに対応。花粉症や親の低栄養をきっかけに栄養や健康に深い興味をもち、勉強しながらコンテンツへ活かす。2018年、食生活アドバイザー取得&市民農園にて野菜作り開始。当サイトに掲載している写真の8割以上を担当、NikonD750とOLYMPUS PEN Lite 愛用。日本一乳製品に詳しいwebディレクター。

コンテンツ企画及び編集

酪農家取材・撮影・コラム執筆 浜岡あけみ

profile

北海道十勝出身。札幌市の広告制作会社でコピーライターとして10年間勤務したのち、結婚を機にフリーランスに。現在は主に北海道内の新聞サブメディアや広告媒体等で執筆中。釧路管内弟子屈町在住。
「Japan-Quality」立ち上げの中核メンバーで、活動範囲はコンテンツプランニングから取材コーディネートまでと幅広い。

コメント

家から5分で牛がいる。子どものクラスの2割が酪農家。
そんな、ひがし北海道の酪農地域で20年暮らしても、牧場の営みは未知の世界でした。
訪ねてみると牛乳の故郷は土も草も牛も純真で、酪農家の人々は地道な努力や工夫を繰り返しながら「清潔」を追求していました。それはサイトタイトルである「Japan-Quality」そのものの世界です。
本サイト担当コンテンツでは、主に北海道をフィールドに、人知れず続けられている酪農家の営みや牛の日常、景観、そして身近にある乳製品など、牧場と乳にまつわるさまざまなものを綴っていきます。