カーフハッチで飼育されるブラウンスイスの仔牛。撮影協力:十勝アルプス牧場 / 橋本牧場(北海道清水町)

~仔牛を病原菌から守るため、日当たりのよい屋外に設置し、いつも清潔に~

 
カーフとは仔牛の意味。「カーフハッチ」とは、仔牛を1頭ずつ飼育できる小屋のことです。仔牛はまだ抵抗力が低いため、成牛のいる牛舎で集団生活をさせてしまうと、空気中の細菌によって病気になるおそれがありますから。とにかく仔牛は弱く、下痢や呼吸器疾患などの症状から死亡してしまうことも多いのです。
 
そこで多くの牧場は、仔牛は牛舎内で集団生活をさせず、屋外にカーフハッチを設けて個別飼育をしています。カーフハッチは病気予防だけではなく、1頭の仔牛が病気になった場合に、ほかの仔牛へのまん延を防ぐ働きもしてくれます。
 
また仔牛は突起物に吸い付く本能を持っているので、仔牛どうしを接触させると乳首を吸い合って傷を負うこともあります。個別飼育は、こうしたリスクも抑えてくれます。
 
今はFRP(繊維強化プラスチック)製のものが主流で、月齢によってサイズもいろいろ。後方に換気口がついていて新鮮な空気を循環できるものや、UV加工がされているものも出てきています。その一方、ベニヤ板などで手作りをしたカーフハッチも時々見かけます。
 
いずれも日当たりのよい場所に置かれ、こまめに敷きワラを交換するなど清潔に保たれています。中は保温性にすぐれ、夏は強い日差しからも守られます。そしてカーフハッチの前方には小さな外庭があり、フェンスで囲われているのが一般的なスタイル。フェンスにはそれぞれ水槽と餌を入れる飼槽が取り付けられています。
 
仔牛専用の牛舎を持つようなメガファームだと、屋外にカーフハッチを設置する必要はなく、仔牛舎の中に「カーフペン」と呼ばれる仕切りパネルを連結させて、仔牛の個室を多数設けて飼育しているようです。
 
仔牛がカーフハッチやカーフペンを巣立つのは生後4か月ころ。それからは育成牛として集団生活を始めます。
 

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