酪農コントラクターによる一番草の収穫。牧草収穫のほか草地造成や更新も請け負います

~牧場は牧草収穫などを外注することで、牛の飼養に集中できる~

contractorを直訳すると「請負業者」。「酪農コントラクター(コントラ)」とは、牧場の依頼を受けて代わりに作業を請け負う事業のことです。コントラはJAが直営するものから、自治体が出資する第三セクター、さらには農業生産法人や運送会社、建設会社、農業機械リース会社が行うものまで、そのタイプはさまざまです。最近では牛の完全混合飼料を作るTMRセンターと連携するコントラ事業者も増えてきています。
 
1990年以降、日本の多くの牧場は多頭化を実現しました。飼養する乳牛が増えると、とうぜん粗飼料を自給するための牧草地も増えます。しかし毎日続く飼養作業をこなしながら、広くなった牧草地の牧草を適期に収穫し、さらにはサイレージに調整するという大仕事をこなすのは大変なことです。無理をすると、牛の病気や不調を見落としてしまう恐れもあります。
 
そこで酪農家の負担を少しでも減らそうと国も後押しを進め、1996年ころからは日本各地に組織だったコントラが発足し始めました。今現在、全国にコントラは500以上あるといわれています。コントラへのもっとも多い委託作業は牧草の収穫と調整です。主に100頭以上を飼養する比較的大きな牧場が利用しています。
 
コントラの特長は、牧場単位で購入するのが難しい自走式ハーベスターなど高性能の収穫機械で、効率の良い仕事をすることです。牧草の栄養価が高まる適期を見計らい、ハイスピードで収穫をしてしまいます。
 
コントラの牧草収穫風景は壮観です。ハーベスターが自走しながら牧草を拾い上げて切り刻み、並走するダンプカーの荷台へと排出します。そしてダンプの荷台が満杯になると次に控えていたダンプにバトンタッチ。オペレーターたちの技術にも感心します。満杯になったダンプは牧場のバンカーサイロやスタックサイロのある場所へと走って行きます。牧草を積んだダンプが忙しそうに行き交う様子は、酪農地域の風物詩です。
 
ダンプがバンカーサイロやスタックサイロに牧草を搬入し続け、適量になると今度はタイヤショベルなどの重機が牧草をしっかりと踏みつけて鎮圧します。そしてシートで密封し高品質のサイレージなるよう調整。ここまでがコントラの仕事です。
 
コントラの代名詞ともいえるハーベスター式収穫は機動力もさることながら、晴れの日が1日あれば収穫ができることも利点です。そして乾草ロールやロールサイレージよりも牧草を短く切り刻むので、牛がよく食べるというメリットもあります。何よりも牧場主やスタッフがいつも通り搾乳や牛の世話に専念できることは貴重です。
 

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