900ヘクタールもある北海道の育成牧場。景観を生かし観光牧場としても活用されています

~育成の仕事を外部委託することで、酪農家は搾乳に専念できる~

乳牛育成牧場とは、複数の酪農家からおとなになる前の若い乳牛(育成牛)を預かり、初懐妊するまで育てあげる牧場のことです。酪農家によっては自分たちで育成牛を育てているところもありますが、育成担当の人員が不足していたり、育成牛舎のスペースが足りなかったりする酪農家は、外部の育成牧場を利用しています。
 
酪農家は育成を外部委託することで労力を軽減できるなど、いくつかのメリットを得る事ができます。
たとえば、育成牧場はまとめて良質の育成用飼料を用意できるので、飼料コストの削減ができます。また育成牧場にはたいてい放牧地があるので、傾斜地などを歩き丈夫な足腰に育つともいわれています。そのため胃や心肺機能など乳牛にとって重要な身体能力を最大限に引き出すことでも、育成牧場は力を発揮してくれます。
 
育成期間のゴールは初懐妊です。牛は生後14か月くらいから人工授精(種付け)ができるようになり、早く妊娠できればその分早く搾乳牛となり利益を生んでくれます。ですからすべての酪農家は最短での妊娠を望みますが、発情を見極めて種付けをし、見事に妊娠させるのはなかなか難しいのです。ここでも育成牧場が本領を発揮し、育成専門スタッフの観察管理によって、高確率で早い妊娠が可能になります。
 
酪農地域にある乳牛育成牧場のほとんどは公共のものですが、一部民間の育成牧場もあります。そして公共育成牧場のなかには、観光牧場として牛のいる風景を一般公開しているところもあります。
 
育成牧場に入牧できる牛の月齢は、離乳が完了した生後5~6か月くらいからが一般的で、退牧となるのは出産予定日の2~4週間前ころ。頭数は規模によってさまざまですが、北海道には3000頭以上を預かれる大規模育成牧場もあります。預託期間もさまざまで、夏季だけ預かるところもあれば、冬季もOKという育成牧場もあります。
 
また中には生後1週間くらいからの仔牛を受け入れてくれる「哺育事業」を行う育成牧場もあります。生まれて間もない仔牛は繊細で下痢を起こしやすく、その下痢がのちの発育に影響を与えることもあるので、敷きわらや水槽などを清潔に保ったり、ていねいに健康観察をしたりすることが重要です。気の抜けない仔牛の哺育も、育成牧場の専門スタッフに任せると安心です。
 

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