収穫を終え、麦わらを酪農家へと運んだ後の小麦畑。手前にあるのは酪農家から届いたたい肥

ここは北海道十勝。7月下旬から8月上旬は小麦の収穫シーズンです。小麦畑にコンバインが入り、刈り取りをしたあとは畑に大量の麦わらが残されます。さてこの麦わら。ともすると食用にならない残りもののように思えますが、じつはこれも立派な農業資材。麦わら牛や馬の敷料として利用されます。
 
乳用牛の牛舎の床は硬いので、足や体が痛んだり乳房に傷がついたりしないよう、多くの牧場は牛床やベッド部分に軟らかく吸水性の良い敷料を敷いています。
敷料の素材はその地域で手に入りやすいものがスタンダードです。お米の産地であれば稲わら。小麦がさかんな地域であれば麦わら。製材所から出るオガクズを使う牧場もあります。
 
牛の健康のためにも、敷料はこまめに入れ替えて清潔に保つことが大切です。それにベッドがフカフカになるようたっぷり入れてあげると牛も喜びます。だから敷料は大量に使う消耗品なのです。
 
この麦わらは、大きなロール状になって小麦畑から牧場へと運ばれます。どんなふうにロールになるかというと…。収穫後の小麦畑で、ロールベーラーという機械が麦わらを集めながら走り、直径1.5メートルほどのロール状に圧縮していきます。出来上がった姿は、牛が食べる牧草の乾草ロールと似ていて、畑にコロコロと転がっている風景までそっくり。一見、見分けがつかないかもしれません。
 
その麦わらロールは、農業用語では麦稈(ばっかん)ロールと呼ばれ、牧場は販売会社から購入したり、小麦農家と直接契約をして提供してもらったりして使っています。場合によっては、牧場のたい肥と小麦農家の麦わらロールの物々交換もあるとか。
 
意外なところに酪農家と畑作農家との繋がりがあるものです。農業の環を感じますね。
 

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