日本全国で同じ「牛乳」ですが、実は皆さんそれぞれの地元の牛乳を飲んでいます。そして隣の地域の牛乳はちょっと違う味わい。旅先で地酒や地ビールを味わうように、牛乳の味わいを楽しんでみませんか?今回は「きんたろう牛乳 」を飲んでみました。
きんたろう牛乳 【あしがら乳業株式会社】神奈川県足柄上郡
神奈川県産生乳100%使用
飲んだ時期:6月
味わい:★★★ 甘みをかなり感じる
舌触り:★☆☆ さっぱりサラリとしている
におい(乳風味):★★☆ ふつう
※家庭用冷蔵庫で1時間冷やしてから試飲
甘みクッキリ、きわだつキワモノ
とてもかわいい外装で、スーパーに並んでいる他の製品よりもひときわ目立っていました。どこかのご当地キャラかな?観光用のお土産商品かな?と、戸惑いつつ遠巻きに眺めてみると、あぁ足柄ね、金太郎ね!と納得。しかし生乳は足柄地域限定ではなさそうで、ややモヤモヤ。
飲んでみるとこれが非常にサラリとしていてテクスチャーは水みたい、なのに「甘い」。さっぱりとしていてコクもあまり感じませんが、気持ちのいいノドごし。そしてうまみとは異なる甘みを感じます。
なんというか、水に浸したら文字が浮かんでくるように、甘味だけがキリッと浮かんでくる感じがします。
こういう牛乳はカフェオレに向いているのでは?!と閃いて早速コーヒーを淹れてみましたが、酸味系のコーヒーには合いませんでした。ローストされたビターなコーヒーならばおいしいのではないか・・・・と思います。(わかりませんが)
ゲーブルパックの注ぎ口が他社品よりもやや薄いような気がしました。牛乳パックを開ける時は、開いたところを120℃ぐらいに逸らせながら両角に力を入れて開けるのがコツですが、紙厚からの弾力が期待ほどなく、折りスジの入ってないところでグニャリと折れてしまいました。