日本全国で同じ「牛乳」ですが、実は皆さんそれぞれの地元の牛乳を飲んでいます。そして隣の地域の牛乳はちょっと違う味わい。旅先で地酒や地ビールを味わうように、牛乳の味わいを楽しんでみませんか?今回は「良寛牛乳」を飲んでみました。
良寛牛乳【株式会社良寛】新潟県三島郡出雲崎町
飲んだ時期:2月
味わい:★☆☆ 甘みは強くない
舌触り:★★☆ ややとろみを感じる
におい(乳風味)☆☆☆:0.5 ほとんどない
※家庭用冷蔵庫で1時間冷やしてから試飲
ちょっと驚く、クールな味
僧侶の「良寛さん」生誕地から由来したらしい良寛牛乳。
そのネーミングからは牧歌的な昔懐かしい印象がわいてきますが、飲んでみると驚くほどの「さっぱりした味」。濃厚さや味の濃さが特徴のようですが、印象は逆。クセがなく、牛乳らしさもなく、むしろ都会的でクールな感じ。
のどごしの最後にギュッとした一瞬の甘みがあり、あっ牛乳だな、と気づきますが、まるで豆乳のような淡泊さで、和食にあうのではないかと思いました。
大手メーカー品とは5℃違う125℃の殺菌
大手メーカー品とは5℃違う125℃の殺菌ですが、それが関係あるんでしょうか。
他の牛乳と同じようにコップにあけてから飲んでいますが、200mlパックだと空気に触れる面積が少なかったりするとか・・・?
シンプルな味はまるで牛乳界の無印良品、これぞ「牛乳が苦手な人」におすすめします。
※2023年2月7日に事業停止されたようです。おいしい牛乳だったのに残念です。