日本全国で同じ「牛乳」ですが、実は皆さんそれぞれの地元の牛乳を飲んでいます。そして隣の地域の牛乳はちょっと違う味わい。旅先で地酒や地ビールを味わうように、牛乳の味わいを楽しんでみませんか?今回は「北海道サロベツ牛乳」を飲んでみました。
北海道サロベツ牛乳【株式会社豊富牛乳公社】北海道天塩郡豊富町
北海道天塩郡豊富町内の酪農家生乳限定
飲んだ時期:6月
味わい:★★★ 甘み強い
舌触り:★★★ トロミ有
におい(乳風味):★★★ ふつう
※家庭用冷蔵庫で1時間冷やしてから試飲
バターのような底力!
飲んでからかなり時間が過ぎてしまい、反省。
味わいはしっかりあるけれど、口にベットリ残るような感じが全くありません。迷わず「おいしい」と言ってしまいます。クリームよりはバターに近い風味があって不思議な底力を感じるおいしさです。
サロベツといえばサロベツ原野ぐらいしか知りませんでしたが、豊富町とはまた縁起が良さそうな名前です。その豊富町内の酪農家に限定して集乳しているそうなので、酪農家さん一戸ずつの顔が見えるぐらいの規模なのかもしれません。それでもし飼料や飼養状態も町全体の状態が把握できれば、他地域のものと混ざり合うよりも特長がつかみやすい味になるのかもしれません。日常で飲むには贅沢な印象ですが、こういうのが近所で買える牛乳というのは嬉しい。リピート確実です。
北海道のセイコーマートが事業会社になって、持ち株会社の「セコマ」が誕生していたんですね、知らなかったです。