【聞いてみた】1日たりとも搾乳を休まない酪農家の、大みそかやお正月ってどんなふう?
初日の出を待つ牧場の元旦、7時。牛舎内はいつも通り作業の真っただ中

牧場の仕事は1年365日、休むことなく繰り返されます。大みそかや元日であってもそれは変わらず、搾乳や搾乳機器の洗浄、給餌などいつもの仕事は1日朝夕2回(牧場によっては1日3回)行われています。
 
いったいどんな年末年始を過ごしているのか気になったので、酪農家さんに聞いてみました。
 
「皆さんと変わりませんよ」と答えてくれたのは、北海道十勝の大樹町で7人のお子さんを育てながら夫婦で牧場を営む酪農ママさん。
 
「いつもは夕方の作業を午後3時ころから開始しているのを、大みそかは少し早い時間から始めて夜7時くらいに作業終了。牛舎からあがって、大掃除が済んだピカピカのおうちに入り、家族みんなで紅白歌合戦を見ました。大掃除は、毎年子どもたちの仕事です。きれいになっていなかったらテレビを消しちゃいますから、この日だけは子どもたちも真剣です。(笑)
 
それ以降の過ごし方は、よそのご家庭と同じです。年越しそばを食べて、私はおせち料理の準備をちゃちゃっとやって…。普段は早寝の酪農一家も、大みそかはみんなで夜ふかし。新年を迎える0時まで頑張って起きていてから眠りにつきました。
 
翌朝の元旦も、いつもどおり朝5時前に起床して牛舎で作業です。そして朝7時少し前、私たち夫婦は牛舎を抜け出し、早起きをして家から出てきた子どもたちと合流して初日の出を見ました。これもわが家の恒例。キーンと冷えた氷点下13度のなか、雪でいち面真っ白になった牧草畑の向こうから昇ってくる太陽は今年もきれいで荘厳でした。
午前の作業を終えて、午前11時ころからは元日の団らんを楽しみましたよ。子どもたちにお年玉を配って、おせちを食べて、年賀状を見て…。夕方の作業までのんびりと過ごしました」
 
酪農家の子どもたちは、お手伝いをするのが当たり前になっているのですね。わがやの牧草畑から見る初日の出は、感慨もひとしおだと思います。
 
もう一軒、同じく北海道のベテラン酪農家さんにも聞いてみました。
 
「うちは大みそかの夜8時くらいから年越しの食卓を囲みます。ごちそうを食べながら午前0時まで起きていて、初詣に行くのが慣例なの。そして翌朝の元旦。ちょっと寝不足で朝の作業を終えたら、夫はいそいそとお酒の準備。すると頃合いを見計らったように、近所に住む夫の酪農仲間が遊びに来る。そこからは昼間のお正月宴会さあ。これも毎年のことなのよ。
『夕方の作業まで、ちょっとだけ飲もうや』なんて建前をいうのもお正月恒例。結局、酒盛りは続いて、今年の元日も私が1人で搾乳をやりました!夫のお仲間宅も同じはず。お正月といえば、どこの酪農家も旦那たちは宴会、嫁は作業よ。もしかしてうちの周辺だけ?(笑)」
 
作業の合間に、家族や仲間とくつろぐ酪農家の大みそかと元日。少し眠そうなことをのぞけば、一般家庭と同じように、楽しさとにぎわいがいっぱいです。
 

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