酪農漫画のご紹介「毎日、牛まみれ」
Twitterでは有名なコンテンツですが、実際に本を手に取ってみると、とてもよかったのでご紹介します。漫画なので読みやすく、1時間もあれば読み切れます。本を通して作者の牛への愛と優しさがよく伝わってきます。
牛への愛があたたかい
私がお会いした乳牛酪農家さんは日本のなかのほんの一部ですが、共通しているのは「牛への愛」です。牛とともに生き、牛の健康管理に心をくだいている姿は、人間の家族への距離感となんら変わりません。酪農に興味があり、もう少し知りたいな、と思う方にぜひおすすめします。
酪農家さんとお会いして思うこと
お会いすると皆さん一様に「がっしりと、厚みのある体躯」なんですよね。いわゆるデブ肥満ではなく、中肉中背なのですが、血色もよく、筋肉が分厚くて密度が濃い感じがあります。「ちょっと体当たりしたぐらいじゃ、倒れないだろうな」という感じです。
「水は水道料金がかるけど牛乳はタダだから、水がわりに牛乳を飲んでいます」というのは酪農家のお宅ではどこも常識のようですね。そのせいなのか会話運びも温和で率直、キレたり、イライラ、ぎすぎすした人を見たことがないです。
「気は優しくて、力持ち」がたくさんいることを目の当たりにすると、やっぱり牛乳って心身にいいんだな、と思わずにいられません。