寒いだけではなく、歩きにくい雪原で鍛えた足腰は強くたくましいはず

この日。暦の上では雨水を過ぎた春ですが、午前9時の気温はマイナス3度。
ひがし北海道はまだ、冬から抜け出すことができずにいます。
 
冬、乳牛を放っている牧場はそう多くないのですが、この日、通りがかった釧路管内鶴居村の牧場では、乳牛たちが雪原を自由に歩いていました。
 
空は青く晴れていても、寒風がビュウビュウと吹きすさぶのが冬のひがし北海道。人だってめったに歩いてはいません。寒さに閉ざされた季節はまだ少し続くと思っていたのに、思いがけず戸外で群れる生命を見てうれしくなりました。
 
ホルスタインは暑さに弱く寒さに強い性質で、泌乳牛の適温域は0度~20度といわれています。それにしてもこの日の気温は氷点下。しかも筆者がじっと立っていられないほどの強風にあおられながらも、めげているふうでもない。
 
泌乳牛の平均体温は38.6度と、人間よりも2度ほども高いため、寒さに耐えられるのでしょうか。
冬、牛たちを牛舎から出すか出さないか。それは牧場主の考えによります。
 
「冬は病気にかかりやすいので、寒さや風でダメージを与えないよう、基本的に牛舎から出さない」という牧場主もいれば、「抵抗性をつけるために、冬でも朝の搾乳後にパドックに出して外の空気に当てる」という“子供は風の子”派もいるし、この写真のように「足腰を鍛えるため、パドックよりも断然広大な放牧地(雪原)に放牧する」という鍛錬派もいます。
 
方法は違っても、それぞれに牛たちの健康を考えて飼養しているようです。
 
近づいてきたと思わせて遠ざかり、また気まぐれに近寄る。春の歩みを誰よりも肌で感じているのは乳牛たちかもしれません。
 

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