日本全国で同じ「牛乳」ですが、実は皆さんそれぞれの地元の牛乳を飲んでいます。そして隣の地域の牛乳はちょっと違う味わい。旅先で地酒や地ビールを味わうように、牛乳の味わいを楽しんでみませんか?今回は「八ヶ岳野辺山高原3.6牛乳」を飲んでみました。
八ヶ岳野辺山高原3.6牛乳【株式会社ヤツレン】長野県南佐久郡南牧村
野辺山周辺の酪農家の限定された牛乳を使用
飲んだ時期:7月
味わい:★☆☆ 甘みは強くない
舌触り:★★☆ 気持ちのいいのどごし、トロミ有
におい(乳風味):★★☆ ふつう
※家庭用冷蔵庫で1時間冷やしてから試飲
空気がたたずむような自然のおいしさ
飲んでからかなり時間が過ぎてしまい、反省。
しかしこれがサラリとしていて、スーッとのどに落ちていく飲みやすさ。「あぁ、サッパリした味なのね」と思いきや、あと味が口の中にこみあげてくる。こののどごしで“自然の香り”と書いてある意味を悟ります。
これが「コク」というものか
これが「コク」というものか、とハッキリ感じとれるぐらいにコクがあるのですが、不思議なことにコクそのものに味を感じない。言葉にすると「無味なコク」という感じ。乳風味も、コップのヘリに鼻の穴をくっつけて「スーッ!」と精一杯吸い込むと、わずかに匂う程度。
飲めば飲むほど甘みが口の中にたまるおいしさ
さっぱりしているし、味もとくに感じないし、匂いもないのに、飲めば飲むほど甘みが口の中にたまってくる感じ。すっごく不思議だけど、おいしい!自然の香りってこういうことかな。これは見つければリピートしそうです。