牛乳がもう賞味期限ギリギリ・・・そんな時は牛乳をお鍋で温めて、60℃~ぐらいで酢やレモンを混ぜると、たんぱく質固形分とホエーに分かれてカッテージチーズのようなものがつくれます。ペースト状の“牛乳製”カッテージチーズに、塩・こしょうなどで調味して、生野菜を和えてみましょう。
作り立ての牛乳製カッテージチーズは温かいため、水菜など火の通りやすい葉物野菜を和えると、しんなりとした温サラダのような仕上がりに。この写真では、パプリカや、ひじきをアクセントで加え、しょうゆなどで味をつけています。伸びがよく食材によくからみます。歯ざわりはごまあえのような、ごまドレッシングのザラザラした感じにも少し似ています。
野菜サラダは冷たくて食べると体が冷える気がするとか、葉物野菜はお腹にたまらない感じがするとかで、たくさん食べるのはどうも苦手・・・という方にもおすすめです。和え衣がカッテージチーズなのでボリュームがでます。存在感のある副菜、あるいはおかずの一品になりますので、お肉をがっつり食べるほどの体力がない方や、お肉が苦手なご年配の方の体力づくりにも是非お役立てください。
とり合せる野菜が和風のものは和風調味に、洋風野菜では洋風調味に工夫すると、料理のまとまりもさらにアップです。いつもの慣れた味付けにちょっとプラスしてみてください。
Written by. iijima