どうする?牛乳を料理に使っても意外と減らないぞー
そのままゴクゴク飲める量にも限界がある牛乳。だからこそお料理に使いたいところですが、いざやってみると、意外と「そんなに減らない」ものなんです。
一部のメーカーが紹介する「牛乳でご飯を炊く」のもアリですが、牛乳で炊いたご飯は栄養豊富で傷みやすいため、ここでは炊飯以外の一工夫「料理で牛乳を大量に使う方法」をご紹介します!
たくさん使うのに簡単な料理のヒントをご紹介!
とろろ芋を牛乳でのばせば、だし汁いらず
お芋重量の4割~5割は牛乳を使います。
長芋等をすりおろし、牛乳でのばします。塩を入れないと味がしまらないのでお忘れなく。
塩もみ野菜やミョウガなどの薬味と混ぜ、ごはんにかけてどうぞ。凝りたい人はオクラ、青じそ、ツナ缶、しば漬けなど食感のあるものをお好みで混ぜましょう。
塩や醤油で味を調整して、いつものように炊いたご飯にかければ、ホント、マジで、おいしいのです。
新じゃががおいしい季節はぜひ、マッシュポテトに!
じゃがいもをやわらかくゆでて潰したものを鍋にいれ、牛乳で煮詰めるだけ。煮詰めすぎたら牛乳を足して、と割とアバウトでもOK。お鍋の前から離れずに木べらで混ぜ続け、焦がさないように注意しましょう。木べらで持ち上げたら立ち上がって切れる、ぐらいの「ぽってり」がいい感じ。コツは仕上げに必ずバターを入れること!お好みの塩・こしょうをお忘れなく。
大まかな材料比
- じゃがいも こぶし大3個ぐらい
- 牛乳 200ml~400ml
- バター 3センチ立方体ぐらい
- 塩・こしょう バターの塩分を考慮して味見しつつ決める
このマッシュポテトよりおいしいものに10年経っても出会えない、とスタッフに言わしめたレシピ。
温かいうちにそのまま食べて、余ったら翌朝チーズと一緒にトーストにのせてもおいしい!
(写真はポテトグラタン。マッシュポテトの上に、多めに作って翌日余ったミートソースをのせて焼きます。余りものレシピ)
牛乳でカッテージチーズを作る!
お鍋に牛乳を温めて60~70度あたりで酢を加えると分離します。それをざるで漉して、水分と固形物に分けます。その固形物を「カッテージチーズ」、水分を「ホエー」と呼びます。カッテージチーズは「もろもろしたクリーム」ぐらいのかたさです。
大まかな材料比
牛乳300mlに対して酢大さじ2
お肉料理のつなぎ、お肉と1:1ぐらい
- ハンバーグのつなぎに
- 鶏もも肉と一緒にフードプロセッサーで混ぜ、一口サイズに揚げてチキンナゲットに
※思い切って「え?こんなに」ぐらい入れたほうが、ふわふわに仕上がります
野菜に和える
マヨネーズと混ぜてサラダに。水菜やツナ、パプリカなど生野菜で作ると「見た目は和え物 味はサラダ」の出来上がり。塩こしょうをお忘れなく。お好みですりごまをたしてもいいです。野菜と一緒にボウルの中で混ぜ込むのがコツです。
糖分を足してスイーツに
カッテージチーズがまだほろ温かい状態のときにざるで裏ごし。砂糖、ゼラチン、レモン果汁を加え、泡立てたクリームと混ぜて冷やし固めます。さっぱりとしていてクリーミー。カットバナナと混ぜてクレープ生地で巻いたり、サンドイッチに挟んだり。たんぱく質もとれて、大人のおやつに。
野菜のえぐみをマイルドにする、ポタージュに
コンソメスープと、ほぼ同量の牛乳を使います。
牛乳と一緒に必要なのが、玉ねぎとじゃがいもです。玉ねぎはスープのうまみに、じゃがいもはとろみにつかいます。メインの野菜を差し替えれば同じように作れるのでぜひお試しを。
牛乳はにおいを軽減させる効果があるので、野菜嫌いの子供の間食にぜひ試してみてください。
なんと大事なことを忘れてた!そのまま飲む!
酢とはちみつで割って飲むと、トロリとしてすっきりハニービネガーミルク。
お風呂上がりの一杯に最高です!
大まかな材料比 酢とはちみつは1:1
- 牛乳600ml
- 酢 大さじ4
- はちみつ 大さじ4