旋毛(せんもう)| 牛さんのつむじは見つけやすくて、個体識別にも役立つらしい

「旋毛(せんもう)| 牛さんのつむじは見つけやすくて、個体識別にも役立つらしい」のアイキャッチ画像

もしも、牛と対面する機会があったら…。顔のつむじを見つけてみて

「旋毛」(せんもう)とはつむじのこと

牛にもつむじがあり、顔や体などに3~4個のつむじがあります。一番分かりやすいのは、顔の中心にある旋毛。ほとんどの牛の顔にありますが、中心といっても、牛によって頭頂部に近い位置にあったり、目より下にあったり、旋毛の場所も渦巻きの大きさも微妙に異なります。中には見つけにくいものもあります。

個性の一部でもある旋毛

一度、牛の顔に旋毛を発見してしまうと、それからは気になって、牛を見るたびに“つむじはどこかな?”と顔を凝視してしまいます。当サイトの牛たちの写真にも写っていますからぜひ見てみて。写真の彼女は三角型のつむじ。カメラに好奇心いっぱいです。

旋毛は体にもあり、個体を見分ける目印にも

旋毛は顔の中心のほか、顔の横やうなじ、背中などにもあります。顔の中心以外の旋毛は一見分かりにくいのですが、100頭くらいまでの牧場だと、牧場主やスタッフは牛ごとに旋毛の場所や形を把握して、個体識別ができるそうです。