酪農用語コラム 日本の牛の代表、ホルスタインの白黒模様にはルールがある【斑紋(はんもん)の決まり】 ~どのホルスタインも白い場所は6カ所。さて、どこだと思う?~ 斑紋(はんもん)とはまだら模様のこと。そしてホルスタイン種の白黒斑紋は、遺伝によって決まるようです... 2018年6月15日
酪農用語コラム 牧草を乾燥させた牛さんのごはん【乾草(かんそう)】 ~乾草は満腹になって、豊富な繊維で胃も健康になる~ 夏季の牧草地でよく見かけるロールケーキのような牧草。これが「乾草」で、牛さんの飼料です。 その名のとおり、刈... 2018年5月11日
酪農用語コラム 穏やかで臆病だけど、逃げる者は追う【牛の気性と習性】 牛は草食動物ですから、全般的に温厚な動物だといわれています。その中でも日本で最も多く飼養されている乳用牛、ホルスタイン種は、とりわけ穏やかで従順な牛種です。 お... 2017年4月10日
酪農用語コラム 1年前に来た人も憶えているほど!?【牛の記憶力】 「牛は利口だよ。そして記憶力もいい」牧場でよく聞く言葉です。 これはある牧場の話。 ある日、農協職員がパドックに顔を見せたところ、一頭の牛が急に怯えて奥の方へと... 2017年2月27日
酪農用語コラム かつて飼料を発酵・貯蔵をしていた牧場のシンボル【タワーサイロ】 日本で酪農業が広がった明治初期以降。各牧場に、牛舎とサイロが建造されました。サイロとは牛の飼料を発酵させ、貯蔵しておくための施設装置です。当時のサイロは円筒の塔... 2017年1月25日
酪農用語コラム 地面に造られた箱型の発酵飼料施設【バンカーサイロ】と【スタックサイロ】 「バンカーサイロ」とは傾斜面や平地に設けた箱形のサイロで、主にコンクリート製。3面だけ壁があるプールのような形状をしています。平均的なもので高さ約2m×長さ27... 2017年1月11日
酪農用語コラム 牧場に散らばる白や黒のラッピングは発酵飼料【ラップサイレージ/ロールベール】 初夏から秋、牧草地を通りがかった時に、円筒形にラッピングされた物体を見かけますね。あれは「ラップサイレージ」と呼ばれるもので、中には刈り取った牧草や飼料稲がギッ... 2016年12月20日
酪農用語コラム 植物を乳酸発酵させて作る牛さんの飼料【サイレージ】 サイレージとは、植物を乳酸発酵させて作る、漬け物のような飼料のことです。青刈りした牧草やトウモロコシ、飼料用稲などをサイロ(発酵用の容器)に詰め、1~3カ月ほど... 2016年12月15日
酪農用語コラム 牛さんにもそれぞれ名前がついている【名号(めいごう)】 あまり知られていませんが、牛にも名前が付けられています。乳用牛の仔牛が生まれると品種にかかわらず、その多くは日本ホルスタイン登録協会に血統登録され、一頭ごとに血... 2016年10月21日
酪農用語コラム 搾乳した生乳を冷却・冷蔵する貯蔵タンク【バルククーラー】 日本の酪農家が生産する生乳は細菌数が少なく、衛生度は世界屈指といわれています。そして、その品質をかげで支えているのが「バルククーラー」。冷却と冷蔵の機能を持つ貯... 2016年10月21日
酪農用語コラム 室内で放し飼いに近い飼養ができる【ルーズバーン(フリーバーン)牛舎】 「バーン」とは「小屋」の意味。「フリーバーン牛舎」は「フリーストール牛舎」と同様、牛が自由に歩き回れる放し飼いタイプの牛舎です。「フリーストール牛舎」と異なりス... 2016年9月2日
酪農用語コラム 権力誇示からおふざけまで、女子だってグイグイやります【押し合い】 ~雌牛も押し合いバトル!? 有刺鉄線デスマッチじゃないけど、流血事件も起きる~ 雄牛が上下関係を決める時や、雌牛を争う際、「頭突き」や体の「押し合い」でガチンコ... 2016年8月23日
酪農用語コラム 日本の99%はホルスタイン種だけど、少数派もいるよ【乳用牛の種類】 乳用牛といえば、まっさきに思い浮かべるのが白黒もようのホルスタイン種でしょう。実際、日本国内で飼われている全乳用牛137万1,000頭のうち99.3%を占める約... 2016年8月23日
酪農用語コラム 牛さんのつむじは見つけやすくて、個体識別にも役立つらしい【旋毛(せんもう)】 旋毛(せんもう)とはつむじのことです。牛にもつむじがあり、顔や体などに3~4個のつむじがあります。一番分かりやすいのは、顔の中心にある旋毛。ほとんどの牛の顔にあ... 2016年8月23日
酪農用語コラム 牛さんは尻尾をぶんぶん振り回して、ハエやアブを追い払う。【害虫との闘い】 牛はのんびり屋さんのイメージがありますが、意外にも夏の牛たちはよく動いています。首を振ったり、尻尾を振ったり、足踏みをしたり。これは、体にたかるハエやアブを追い... 2016年8月23日