ほとんどの牧場にある【飼料タンク】この中には配合飼料が入っている

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~70年代から普及しはじめ、いまは牧場風景の一部~

 
牧場内に設置されている、大きな逆円錐型の物体。これは家畜の配合飼料(濃厚飼料)を保管する飼料タンクです。乳牛の配合飼料とはコーンや大麦、大豆など穀物由来の飼料で、だいたい粉状か粒状。こうした飼料を上部のハッチからザーッと投入し、そして下部の出口から給餌ごとに必要な量だけ取り出せる仕組みになっています。容量は3トン用、5トン用、7トン用などがあります。
 
飼料タンクは日本の酪農業が大規模化しだした1970年代ころから各牧場に設置されはじめました。当初は鉄製でしたが、やがてFRP製(繊維強化プラスチック)に進化。これは結露や腐食が起こりにくく、飼料の品質維持をしやすい優れモノですから、牛たちはいつでも栄養豊富なおいしい配合飼料を食べられるようになりました。
 

繋ぎ牛舎の飼料タンク。壁にパイプが通り牛舎内に配合飼料を供給する仕組み
 
牛舎の規模や形状によって、飼料タンクの大きさや数量、そして設置場所も変わります。フリーストール牛舎の牧場は、だいたい飼料タンクのダクト下にミキサー車が入れるよう周囲に広い空間を取って複数設置しています。一方、重機が入れないタイプの繋ぎ牛舎は、牛舎の外壁に沿って飼料タンクを置き、飼料を出すパイプを牛舎内部に引き込む設計が大半です。牛舎内に居ながらパイプから落ちる配合飼料を飼料カートで受けて、そのまま1頭1頭に給餌をしていきます。
 
大容量ながら省スペース設置ができることも飼料タンクのメリットです。この逆円錐型はこれから先も、全国津々浦々の牧場で活躍することでしょう。
 
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