酪農用語コラム 牛さんの足には二股の蹄(ひづめ)がある【牛の足】 ~真ん中から2本に分かれた偶蹄だから、坂道歩行が得意です~ さて皆さん、牛の足もとはどのような形状か知っていますか? 「蹄(ひづめ)があったような」と思い浮かべ... 2018年6月22日
酪農用語コラム 日本の牛の代表、ホルスタインの白黒模様にはルールがある【斑紋(はんもん)の決まり】 ~どのホルスタインも白い場所は6カ所。さて、どこだと思う?~ 斑紋(はんもん)とはまだら模様のこと。そしてホルスタイン種の白黒斑紋は、遺伝によって決まるようです... 2018年6月15日
酪農用語コラム 牧草を乾燥させた牛さんのごはん【乾草(かんそう)】 ~乾草は満腹になって、豊富な繊維で胃も健康になる~ 夏季の牧草地でよく見かけるロールケーキのような牧草。これが「乾草」で、牛さんの飼料です。 その名のとおり、刈... 2018年5月11日
酪農用語コラム 穏やかで臆病だけど、逃げる者は追う【牛の気性と習性】 牛は草食動物ですから、全般的に温厚な動物だといわれています。その中でも日本で最も多く飼養されている乳用牛、ホルスタイン種は、とりわけ穏やかで従順な牛種です。 お... 2017年4月10日
酪農用語コラム 1年前に来た人も憶えているほど!?【牛の記憶力】 「牛は利口だよ。そして記憶力もいい」牧場でよく聞く言葉です。 これはある牧場の話。 ある日、農協職員がパドックに顔を見せたところ、一頭の牛が急に怯えて奥の方へと... 2017年2月27日
酪農用語コラム かつて飼料を発酵・貯蔵をしていた牧場のシンボル【タワーサイロ】 日本で酪農業が広がった明治初期以降。各牧場に、牛舎とサイロが建造されました。サイロとは牛の飼料を発酵させ、貯蔵しておくための施設装置です。当時のサイロは円筒の塔... 2017年1月25日
酪農用語コラム 地面に造られた箱型の発酵飼料施設【バンカーサイロ】と【スタックサイロ】 「バンカーサイロ」とは傾斜面や平地に設けた箱形のサイロで、主にコンクリート製。3面だけ壁があるプールのような形状をしています。平均的なもので高さ約2m×長さ27... 2017年1月11日
酪農用語コラム 牧場に散らばる白や黒のラッピングは発酵飼料【ラップサイレージ/ロールベール】 初夏から秋、牧草地を通りがかった時に、円筒形にラッピングされた物体を見かけますね。あれは「ラップサイレージ」と呼ばれるもので、中には刈り取った牧草や飼料稲がギッ... 2016年12月20日
酪農用語コラム 植物を乳酸発酵させて作る牛さんの飼料【サイレージ】 サイレージとは、植物を乳酸発酵させて作る、漬け物のような飼料のことです。青刈りした牧草やトウモロコシ、飼料用稲などをサイロ(発酵用の容器)に詰め、1~3カ月ほど... 2016年12月15日
牧場訪問レポート ハイジになりたくて酪農家に嫁いだ友美さんの大切な日々と、いま思うこと。 “牛乳のでたらめな記事を信じないでください” そう題したブログが発信されたのは、2016年10月21日のこと。声を上げたのは熊本県菊池市の酪農家女性でした。 そ... 2016年11月21日
酪農用語コラム 牛さんにもそれぞれ名前がついている【名号(めいごう)】 あまり知られていませんが、牛にも名前が付けられています。乳用牛の仔牛が生まれると品種にかかわらず、その多くは日本ホルスタイン登録協会に血統登録され、一頭ごとに血... 2016年10月21日
牧場訪問レポート 東京23区唯一の酪農家・三代目は思う。“一日一日、牛を飼えたら、それでいい” “こんな市街地に、本当に牧場があるのだろうか”。なにしろ、最寄り駅の周囲には高層ビルが建ち並んでいるのだから…。 それでも商店街を抜けて5分ほど歩くと、やがて緑... 2016年10月21日
酪農用語コラム 搾乳した生乳を冷却・冷蔵する貯蔵タンク【バルククーラー】 日本の酪農家が生産する生乳は細菌数が少なく、衛生度は世界屈指といわれています。そして、その品質をかげで支えているのが「バルククーラー」。冷却と冷蔵の機能を持つ貯... 2016年10月21日
酪農まふかん論 いま年間の国内生乳生産量は、一人1日あたりコップ1杯 ●酪農家は毎年4%ずつ減っていて、わずか10年前から約4割も減少 日本の食糧自給率は、先進国の中でもっとも低いといわれていますが、牛乳の原料となる「生乳」はなん... 2016年10月4日
牧場訪問レポート 北海道で新規就農し17年。泣いた! 笑った!「牛と一緒に育ってきました」 広い空をしたがえて秀麗な日高山脈が迫る、十勝平野南部。幕別町忠類地区の牧場、「iふぁ~む」を訪ねました。 牧場主は岩谷史人(いわたにふみひと)さん(53歳)。京... 2016年9月2日